女友達との話し方

帰ってきて、「楽しかったな~」だけで終わりたい。

みなさんは、友達に会って、「喪失感」やちょっとした「自己嫌悪」「やるせなさ」のようなものに駆られることってないですか?

わたしは友達と会ったあとに、こんな自分でいたくなかった、と思うことがチョクチョクあります。

それは、友達とネガティブな話、特に誰かやなにかを馬鹿にしたような話(直接的でなくても対象を下げるような話)をして盛り上がってしまったときです。

その対象が自分の元カレでも、友達の元カレでも、ちょっと目立つ共通の友達でも、わたしの知らない誰かだったとしても、ちょっとだけ喪失感に近い、悲しい気持ちになってしまいます。

誰かを傷つける笑い、をしてしまったときです。

そういうことをしている時のわたしってきっとすごく滑稽だし、品もない。

本人に聞かれなければ、わたしと友達がなんと言おうといいのかもしれないけど、なんとなく悲しい気持ちになります。

悲しい気持ちになるのは、わたしが優しいから、とかではなくて、その人を否定することで、きっとわたしの中の自由度や寛容さが減っていくような気になるからだとわたしは思います。

「こういうことをすると、こういう風に言われるんだ」

「こういうことをしている人には、こういう風に言ってもいいんだ。」

潜在的にそう思ってしまう気がするんです。

こうならないための解決策があります。

言わなきゃ、いいんです。(笑)

ではなぜ後悔するようなことを言ってしまうのか、分析して考えていきましょう。

相手がネガティブな話題を出してくることが原因の場合

1.ネガティブな話題=相手の悩み事

「共感することで、仲良くなるのが女というもの」

根本的にそう思っている節がありますし、事実、そうだと思います。

だから一緒になって「やだねえ~」ということで、共感し、仲良くなろうする。

共感する、ということ自体は間違った行為ではないと思います。「うんうん」と話しを聞くことは優しさだと思うし、いいことだと思います。

ネガティブな話題を無理やりポジティブに変換する、話途中に「いや、でもこう考えようよ!!!✨」とか「いやいや、十分素敵だよ!!」と、挟んで明るい方にもっていくのはただうざいだけです(笑)

共感して、聞くだけでいいと思います。

そして、聞き終わってからが問題です。

客観的に話す、一緒になって主観的に話さないようにするのが大切です。

相手にわかってるよ!と伝えたくて、一緒になって、相手にネガティブな事象を引き起こした原因を否定する。

その必要はないと思います。

相手の慰めになるかな、と思って、自らの似たような経験を無理やり引き出し、「こういう人って~」みたいに主観的に感情を交えて話し出す必要もありません。もう既に解決した、自分のネガティブな過去を振り返るのは自分にとっていいことがありませんし、相手も求めていないと思います。(求めていたとしても、それは興味本位で、どこかで話のタネになるだけです。)

慰めになるかな、とおもって自身のエピソードを話す場合は、「絶対に相手の役に立つぞ!」「こういうことをして解決した事例を知ってる!」「こう考えると楽だよ!」と思った場合に限った方がいいかと思います。

話す場合もできるだけ客観的に、相手の役に立つ「情報」部分のみ伝えるのがよいのではないでしょうか。

基本的には、自分のエピソードを話すことはせず、聞き終わって初めて、その友達を励ましたり、アドバイスをしたり、優しい言葉をかけたらいいと思います。

2.相手が面白半分で誰かのうわさをしている場合

面白いな~と思ってものらないこと!!他人の不幸は蜜の味。他人の滑稽な姿というのは面白いと感じるでしょう。

しかしそれに乗って話している自分がいかに滑稽なことか。。。

そしてそれを話すのはなんて無駄な時間でしょうか。

だからそういう話し方はすべきではないと、わたしは思います。

ではこのような場合はどのように話すのが正解でしょうか?

・そんなこというなんてどうかしてるよ

・でも、こうも考えられるよね!その人にもこういう考えがきっとあるんだよ!!✨

これじゃあノリわるいねってキレられちゃいますね(笑)

わたし的には、否定も肯定もせず、「へえ!そんな人もいるんだね!」くらいでとどめておくのがいいと思います。

どうしても相手がその話題で話したそうな場合は、

「なんでその人はそういうことをするのが楽しいんだろうね」とか「世間にはこういう楽しみ方もあるんだね」とポジティブな方向になんとか持っていくのがいいかなと、わたしは思います。(模索中です(笑))

むずかしいかなあ…

でも基本的にはどうにか違う方向に話題をもっていくのがいいんじゃないかな。どうにか自然に…。

「こういうことする人がいるよ!!馬鹿だよね」

「へえ…!〇〇っていったら、でもわたしも△しちゃったことあるし人のこといえないな~(笑)」みたいな。

そこから話題を変えていけばいいんじゃないでしょうか?

そして、変えてしまっても話題がなくならないようにするためにも、相手がせっかく出してくれた話題を変えてしまった責任を取る意味でも、相手が盛り上がってくれそうな話題のレパートリーをたくさんもっていた方がいいと思います。

3.相手が「わたしのネガティブな話題」を聞き出そうとしてくる場合

個人的にこれが1番やっかいです(笑)

「悲しかったことってある?」「後悔したことってある?」とか、「元カレのエピソードってある?」とか。

しかもこういう時は大抵、直接この聞かれ方をするんじゃなくて、

「わたしはあなたの学校落ちたんだけど、○○(学校)に満足してる?それはどうして?」とか「私と違って今まで幸せな恋愛しかしてきてないんでしょ?かわいいもんね~。」みたいな、ネガティブな話題を出さざる負えないような質問だったりします。そしてその子は悪気のないことが多いです。

聞かれたら、どうにかひねり出して、苦々しい思いをしながら話すのですが、大抵あとから後悔します。

こういう時は、さらっと流して、「や~、色々あったよ~」とか「私は〇〇に満足してるけど、△△っていう選択もすごくこういうところがいいと思うから、次にえらぶならこれかな」とか、

ネガティブに話さないように最新の注意をした方がいいかなと思います。

こういう時のためには、ネガティブ⇔ポジティブ語録をたくさんもっておくことがポイントかなと思いました。

そして、今書いていて気づいたのですが…

こういう人が最も「他人の不幸は蜜の味」、タイプっぽいです。自覚はないと思いますが…。あまりにもネガティブな話題を引き出してくる場合は距離を置いた方がいいかもしれませんね(笑)悪というのも、正義というのも自分が思ったような形はしていないものです。

自分でネガティブな話題を話してしまいたくなったら

1.自身におこった不幸の話を聞いてほしい

こういう時ってありますよね(笑)

つらかったのを聞いてほしくて話してしまう。

でも、もしその話を、相手から降られた場合にもう一度話すのを苦痛と感じるならやめておいた方がいいでしょう。

もしくは、何度も考えるのが嫌な話なら、話さない方がほうがいいでしょう。話すことで自分にとって記憶に濃く残ってしまうでしょうから。

こういう不幸話は、自分の中でポジティブな結論を付けられた話や、笑い話に既に昇華されているもののみ話してもいいかとわたしは思っています。

いまだにポジティブな結論を得られていない不幸話は、話すことで、相手からなにか結論が得られるかもしれない、と思うかもしれないですが、大抵の結論は自分の中にあるものです。

相手に話す前に、じっくり落ち着いて自分で考える、ということをする方がいいかと思います。

2.ただ単にネタがない

ネタがなくて、なんとなーく自虐ネタに走ってしまう。

人によると思いますが、わたしは少しそういう癖があります(笑)

この場合は、思いつかなくても大丈夫なように、ネタ帳にいくつかネタをためておけばいいかと思います。

そしてこの場合も、「自分が話すためのネタ帳」というよりは「相手の話を引き出すためのネタ帳」にしておけば、相手にも楽しんでもらえる会話を導けるのではないでしょうか。

今回のまとめ

今回は、「いかにして女友達と楽しい会話をして、楽しく帰るか(帰ってきて後悔するようなことを言わないためにはどうしたらいいか)」を議題にしてみました。

今回わたしがこれからやるべきことは以下になります。

・相手の相談事に乗るときは、客観的に話を聞く

・相手が面白半分でだれかのうわさをしている時は話を逸らす

⇒逸らせるようにたくさん話題を持っておく

・自分の不幸話はポジティブな結論を得られていないもの以外は話さない。

・ネタがない

⇒話題を持っておく

話題をたくさん持っておくには、芸人さんみたいにネタ帳を活用するのがいいと、どこかで聞きました。

まずはネタ帳を作成するところから始めてみようかと思います。「相手の話を引き出すためネタ帳」、「ネガティブ⇒ポジティブ語録」をつくるとことから始めてみようかな。

ちなみに…

そんな主観的な不幸話をできないような関係なんて、友達じゃないよ!!という人もいるかもしれません。

すごく気持ちはわかります。

でも、学生の時は心からわかっていると思っていた友達も、大人になると、自分とは周りの環境が違うから、どんどん変わっていってしまう。

会う頻度も、どうしても少なくなってしまう。

だから心の底からわかりあった友達、なんて難しいかな、とわたしは思うんです。

でもそれはマイナスなことじゃなくて、「全部は知らないけど、その人の笑顔をみるとわたしも幸せになるし、なにかあったときは助けてあげたいな」と思える人がいることはすごく幸せなことだとわたしは思います。

タイトルとURLをコピーしました